痔瘻治療日記

痔瘻日記第10話:痔瘻手術(当日その1)

2018/01/13

いよいよ手術当日となりました。手術は午前11時から予約しており「朝ごはんを食べずに10時までに来てください」という以外特に事前の薬の服用等はありませんでした。

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時間通りに病院に行くと、まずは先生から当日の手術についての説明があり、手術の同意書にサイン。このとき「手術は切開開放術で行いますが、痔瘻の深さや状況を見て、ゴムを使った方法に切り替えることがあります」との説明がありました。ゴムを使ったシートン法となると、その後のケアがめんどくさそうだなあと思っていたので、切開開放術で一日ですべて終わることを祈っていました。

先生からの説明が終わると、「坐薬を入れて直腸の便を出します」と坐薬の洗礼がありました。もはやお尻を見られたりするのなど慣れてきた感じがありましたが、やはり坐薬というのは不快感を伴うものです。5分ほど我慢して排便を終えると、さっそく手術が行われるベッドの上に移動しました。ベッドでは、大腸内視鏡検査のときと同じく点滴を刺され、検査のときと同じ「フィジオ140」が装着されました。

しばらくすると、うつぶせになって麻酔の準備が始まりました。麻酔は仙骨に刺す仙骨麻酔でした。うつぶせの状態で、麻酔の針が刺されていきます。場所が場所だけに結構痛いのですが、看護師さんからは「刺された痛みで動いてしまうと入るべき場所に麻酔が入らない可能性がある」と脅されていたので、動かないようじっとこらえていました。

麻酔は無事に一発で終わり、ベッドで10分から15分ほど麻酔が効くまで待機です。待機している間だんだんとお尻周辺の感覚がなくなってくるような感じがありましたが、お尻を触ってみてもさわった感覚は残っており、麻酔が効いているのか若干不安になりました。

そして待機時間を終え、いよいよ手術室へ移動です。ストレッチャーに乗せられたまま、手術室へと運ばれていきました。

 

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痔瘻の大敵は言うまでもなく「下痢」です。下痢は痔瘻の要因となる肛門周囲膿瘍の原因にもなりますし、痔瘻の手術をした方は術後の回復のためにも下痢や便秘をしないことが重要となります。

下痢や便秘を防ぐには、規則正しい生活や食生活の他、乳酸菌の摂取により善玉菌を増やすことが有効な方法だとされています。

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