痔瘻治療日記

痔瘻日記第8話:大腸内視鏡検査(当日)

2018/01/13

大腸内視鏡検査を受ける場合、下剤の処置を病院で行うケースと家で行っていくケースがありますが、今回は家で処置を行っていく形でした。これまで何度か大腸内視鏡検査は受けたことがあるのですが、いずれも人間ドックで受けたもので、病院で処置をしてそのまま検査を受けるという形だったので、自宅で処置をすると「病院への移動は大丈夫だろうか・・・」と少し心配になりましたが、結果としては家での処置も全く問題はありませんでした。

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当日は朝8時起床。前日夜以降、検査がある午後2時まで何も食べることができないのですが、下剤の影響で当然お腹は快調ではないため幸いお腹が空くことはありませんでした。

そして普段なら朝ごはんを食べるところですが、病院で処方された薬を服用することに。以下2つでした。

  • ナウゼリン(1錠)
  • マグコロールP(200mg)

ナウゼリンは吐き気止めの薬で、マグコロールを飲む1時間前に服用するよう指示がありました。人によってはマグコロールを飲むと吐き気を催すことがあるようです。

マグコロールPは前日の「濃い」もの(高張液)ではなく、200mgを1.8Lの水に溶かして飲む(こちらは「等張液」というそうです)形でした。人によってはこのまずいポカリのようなものが非常に苦手だという方もいるようですが、自分は比較的難なく飲むことができたので、特に吐き気止めも必要なかったのではないかと感じました。ちなみにマグコロールは腸から吸収されることはないので、普通の水を1.8L飲むよりはよっぽど楽な気がします。

マグコロール1.8Lをおよそ2時間で飲み切り、出すものを出し切ったらいざ病院へ移動です。心配だった移動中の便意ですが、出るものはすべて出し切っていたので全く心配なしでした。

病院に着くと、まずは「便の状態を確認させてください」と言われトイレへ行きますが、前述のように「出るものはすべて出し切った状態」だったので、確認してもらおうにも全く出ませんでした。結果として問題なく、そのまま検査用のベッドへ移動しました。

ベッドへ移動すると、健康状態や薬の服用状況等についての質問されたのち、点滴を打つことに。打たれた点滴は以下のものでした。

  • フィジオ140

前日夜から食事をしていないため、不足している栄養を補うものとしての点滴のようで、特段点滴を打たれて薬が入ってきているという感覚もありませんでした。

点滴を刺すと少しの待ち時間を経て検査室へ移動です。検査室へ移動すると点滴の管から鎮静剤を打たれ、ぼーっとしている間に検査は終了です。検査を担当してくれたのは院長先生だったのですが、痛みや不快感もなく、あっという間に終わりました。鎮静剤を打っているので、検査後はしばらく検査用のベッドの上でリカバリをし、この日は終了となりました。

検査の結果、一部炎症を起こしているところがあるとのことで組織検査を行うこととなりましたが、所見では異常がなく予定通り、無事に(?)後日痔瘻の手術を行うことが決定しました。

 

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